ネットワークトラブル

【スキャントラブル】この記事で9割直ります。スキャンができない時の設定確認手順

この記事はパソコンの共有フォルダに直接スキャンする方法でスキャンを行っている方の確認手順になっています。

動画でも修復手順を公開してるので、動画のがわかりやすい方は動画を見てください。

 

 

スキャンできない時の原因は90%以上の確率でパソコン側に原因があります。

そして9%はネットワークが原因です。そして複合機が原因であることは1%以下です。

1台でもスキャンが行えるパソコンがある場合は複合機は問題なく、パソコンまたはネットワークが原因です。

複合機が原因である事はほぼありませんので、複合機が原因と思って業者に連絡する前にパソコン側の設定を確認してください。

 

 

なぜいきなりスキャンが出来なくなるのかは大きく4つの原因があります

  1. パソコンのパスワードやホスト名(パソコン名)を変えた
  2. Windowsの自動アップデートによってパソコン側の設定が勝手に変更されることも多々あります。
  3. ルーターの変更や有線から無線、無線から有線の接続変更によってネットワークの種別が変わった。
  4. 共有フォルダを移動してしまい共有の設定が解除された。

上記の設定を確認すれば9割の確率でスキャンが出来るようになります。

それでは手順を説明します。

目次

①まずネットワークトラブルかの切り分け

上記で説明した9割の対象になるにはまず、複合機までのネットワークが正常稼働している事が大前提になります。

複合機までのネットワークが問題ないかの確認する手順は非常に簡単です。

 

スキャンを行っている複合機に対してどの文書でもいいのでプリントアウトしてください。

文書が複合機からプリントすれば複合機までのネットワークは問題ありません。

 

プリントアウトができない時

プリントアウトや、すべてのパソコンでスキャンが出来なくなった時はネットワークが原因の可能性が高いですので、ルーターやハブなどネットワーク機器をすべて電源を抜いて再起動させてください。

再起動後にパソコンを再起動させてスキャンが出来るか確認してください。

 

②パソコンのパスワード、パソコンのホスト名(パソコン名)変更した場合

パソコンのパスワードを変更してしまうと、複合機に登録されている旧パスワードではパソコンにアクセスできなくなりスキャンできなくなることがあります。

パソコンのパスワードを変更した場合は複合機のスキャン画面に表示されているパスワードを変更後のパスワードに入力し直してスキャンを行ってください。

 

パソコンのホスト名、ネットワーク参照に表示されるパソコン名を変更した場合も同様で複合機に登録されているパソコン名が旧ホスト名だとスキャンが出来なくなります。

複合機側のホスト名(サーバー名)の設定を新しく設定したホスト名に設定し直してください。

 

それでもスキャンが出来ない場合は次の手順へ

③ネットワークの種別の確認

ネットワークの種別には公共の場でネットワークに接続した場合に設定するパブリックネットワークと社内や家庭で設定するプライベートネットワークの2種類があります。

Windwos10、Windows8.1ではプライベートネットワーク

Windows7では社内ネットワーク、ホームネットワークがプライベートネットワークです。

パブリックネットワークは各OSとも共通です。

ルーターの変更や無線アクセスポイントを別の無線に接続したときなど、新しいネットワークに接続した場合必ず設定が表示されます。

この時にキャンセルやいいえを選択するとパブリックネットワークに設定され、スキャンが出来なくなります。

そしてスキャンが突然できなくなる原因で一番多い原因です。

まず以下の記事を参照してプライベートネットワークに設定されているか確認してください。

パブリックネットワークとプライベートネットワークの設定変更手順Windows8.1、Windows10には公共の場で設定するパブリックネットワークと社内や家庭設定するプライベートネットワークの設定が...

プライベートネットワークに変更後でもスキャンが出来ない場合は続けて以下の手順に進んでください。

④ネットワーク探索の有効化とパスワードの保護共有を無効の設定確認

プライベートネットワークになっている場合はWindows updateにより、ファイル共有の設定が変更されて外部からのアクセスの設定が変更されている可能性があります。

スキャンが出来なくなった日の前日にWindows updateの更新があった場合はネットワーク探索の設定やパスワード保護共有の設定が強制的に変更された可能性が非常に大きいです。

以下の記事の手順を確認してネットワーク探索が有効になっていることを確認してください。

ファイル共有に必須、ネットワーク探索を有効(無効)にする設定ネットワークの探索が無効になっていると、共有先のデバイスにアクセスできない場合があります。 また、ネットワーク探索が無効に設定され...

 

ネットワークの探索の確認が出来たら、続けて「パスワードの保護共有を無効」にする手順を確認してパスワードの保護共有を無効にチェックを入れてください。

 

共有フォルダをパスワード無しでアクセスさせる為のパスワードの保護共有の無効(有効)化手順パソコンにパスワードをかけていない場合で共有フォルダの設定を行っている場合、パスワード保護の無効化の設定をしないと共有フォルダにアクセス...

 

上記の手順でもスキャンが行えない場合は次の手順へ

⑤共有フォルダの設定確認

この設定を行うとスキャン文書が格納されるフォルダがネットワーク上のパソコンすべてから見られてしまう設定になります。

他の人からスキャン文書が見えていなかった場合はアクセス権の設定が行われていた可能性があるので、ネットワーク管理者に相談してください。

ネットワーク管理者がいない方は、以下の共有の設定にして問題ないと思います。

共有フォルダは間違って削除した場合や、別のフォルダに移動してしまった、フォルダー名を変更してしまった場合は共有の設定が解除されてしまいます。

共有が解除されたフォルダは再設定が必要になるので以下の手順を参照して共有の設定を確認してくだい。

以下の記事中の共有フォルダの作成の記事ですが、手順最初のフォルダ作成は行わなず、スキャン文書が格納されていたフォルダで設定を行ってください。

共有するのチェックマークとEvreyoneのアクセス権がフルコントロールになっているかの確認をしてください。

共有フォルダの設定手順共有フォルダとはその名の通り、フォルダー内のファイルをネットワーク内の別のパソコンと共有する機能です。 共有フォルダーを利用するに...

 

スキャン文書が格納されているフォルダーがショートカットの可能性があります。

ショートカットの場合はショートカット先のフォルダの設定を確認してください。

 

上記の手順を行いスキャンが出来ない場合で使用しているパソコンがWindows10の場合は以下の手順を試してくだい。

⑥【Windows10】SMB1.0の設定の有効化

Windows 10 Fall Creators Update(バージョン 1709)にバージョンアップされたWindows10では標準設定ではSMB1.0サーバー機能が無効化されています。

SMB1.0は古い機種の複合機を使用している場合、SMB1.0でしか通信が行えない可能性があります。

SMB1.0サーバー機能が無効化されている状態ではスキャンが行えないので、以下の手順でSMB1.0を有効化してください。

SMB1.0は脆弱性が発見されていますのセキュリティ上、SMB1.0の機能を利用するのはオススメできません。

2017年ごろにランサムウェアでファイル共有していたデータがすべて消失した(暗号化されてしまった)企業も多く見ています。

SMB1.0を有効にする際は、必ずバックアップやセキュリティソフトの設定を適切に行ってください。

【Windows10】SMB1.0Server機能の有効化(無効化)手順 この記事は複合機からのスキャンや他のパソコンから共有フォルダに接続できない時に必要な手順になります。 NASや他のパソコン...

 

⑦安全でないゲストログオンの有効化

Windows10 1803からアクセス権がかかっていない共有フォルダにアクセスさせる際にアクセスできないように制限がかかるようになりました。

この機能の面倒なと所はWindow10 1803移行のWindows10でもこの設定が有効になっているWindows10と無効になっているWindows10があることです。

ある日Windowsの更新がかかった後から、このゲストログオンの設定が無効になっていきなりスキャンができなくなったという事もあり得ます。

安全でないゲストログオンの設定が無効になってしまった場合は、パソコンの共有フォルダにアクセス権をかけて、複合機にアクセス権をかけたユーザーとパスワードで認証させることが正解ですが、今まで通りログイン時のパスワードなしで設定する場合は安全でないゲストログオンを無効にしなければなりません。

Window10Proであれば設定変更は比較的簡単ですが、Windows10Homeの場合はレジストリの編集が必要になるため、少し設定が難しくなります。

以下の記事に各エディションの設定手順を記載しているので、確認してください。

【Windwos10】NASや共有フォルダにアクセスできない対処手順 組織のセキュリティポリシーによって非認証のゲストアクセスがブロックされているため、この共有フォルダーにアクセスできません表示Windows10Proではセキュリティの強化がされたため、Windowsのファイル共有やNASのフォルダーがゲストユーザーのアクセス(...

 

ゲストログオンを無効に設定したまま、スキャンさせるには共有フォルダのアクセス権の設定が必要になるので以下の手順を参照してください。

【WIndows】アクセス権がある共有フォルダの作り方Windows10では標準の設定ではアクセス権がない共有フォルダへのアクセスに制限がかかっていて、共有フォルダのアクセス権がEvryon...

⑧アンチウィルスソフト

ここまで設定の確認を行ってスキャンができない場合は、ウィルスソフトの更新でスキャンができなくなっている可能性が高いです。

ウィルスソフトのファイヤーウォール機能を一時的に無効に設定してスキャンを行ってください。

それでスキャンができる場合はウィルスソフトが原因になります。

続けてウィルスソフトの設定で複合機との通信の以下のポート番号と種別を有効に設定してください。

サービス名 通信種類 ポート番号
NetBIOS名前解決 UDP 137
NetBIOS名前解決 TCP 137
NetBIOSデータグラムサービス UDP 138
NetBIOSセッションサービス TCP 139
SMB TCP 445
SMB UDP 445

各メーカーのエラー時に行う手順

各社のエラーと上記の手順を照らし合わせてみてください。

富士ゼロックス

対象スキャン名称 スキャンtoPC

18-747_SMBサーバーが見つかりませんでした。

  • 手順①②③④⑥を確認
  • 出来ない場合⑧を確認

18-747_スキャナー(PC 保存)のSMB 認証時に、規定時間内にサーバから応答を受信できなかった。

  • 手順④⑤⑦を確認
  • 出来ない場合⑧を確認

リコー

対象スキャン名称 スキャナー(フォルダー

指定したパスは見つかりません。設定内容を確認してください。

  • 手順①②③⑥を確認
  • 出来ない場合⑧を確認

送信先との接続に失敗しました。入力したパス名が正しくないか、ファイアウォールなどのセキュリティーによってネットワークへの接続がブロックされている可能性があります。

  • 手順①②③⑥を確認
  • 出来ない場合⑧を確認

ログインできません。ユーザー名・パスワードを入力してください。

  • 手順④⑤⑦を確認
  • 出来ない場合⑧を確認

認証に失敗しました。

  • 手順④⑤⑦を確認
  • 出来ない場合⑧を確認

キャノン

対象スキャン名称 スキャンして送信(ファイル)

#751_パソコンと通信できないエラー

  • 手順①②③⑥を順番に確認
  • 出来ない場合⑧を確認

#801_共有フォルダにスキャンデータを書き込めないエラー

  • 手順④⑤⑦を順番に確認
  • 出来ない場合⑧を確認

コニカミノルタ

対象スキャン名称 スキャン(共有フォルダに接続、リモート)

4096_ホスト名が指定されていない。

  • 手順①②③を順番に確認

107_サーバーへの接続に失敗した。

  • 手順⑥⑦⑧を順番に確認

4097_ユーザー名が指定されていない。

  • 手順②⑤を順番に確認

4098_フォルダー名が指定されていない。

  • 手順⑤を確認

16711703_サーバーとの接続に失敗した。

  • 手順⑥⑧を順番に確認

東芝

対象スキャン名称 送信(SMB送信)

京セラ

対象スキャン名称 スキャンtoフォルダー(SMB)

PC送信時「送信先PCが見つかりません」

  • エラーになる手順①②③④⑥を確認
  • 出来ない場合⑧を確認

送信エラー_2203

  • 手順④を確認

送信エラー_1102、1103

  • 手順④⑤⑦を順番に確認
  • 出来ない場合⑧を確認

エプソン

対象スキャン名称 Scan to SMB

 

まとめ

ここまで設定を確認した方は9割はスキャンが出来るようになってませんか?

上記の手順を確認してもまだスキャンが行えない方は、ネットワーク管理者側でセキュリティの設定を変更された可能性が高いです。

ネットワーク管理者に問い合わせてください。

ここまで行ってスキャンができない場合はLANポートの故障、ドライバーの故障、ルーターの故障、複合機の故障など原因は様々考えられます。

複合機の業者に依頼してどこが悪いか診断してもらいましょう。

Fuji Xerox(富士ゼロックス)

Canon(キャノン)

RICOH(リコー)

KONICA MINOLTA(コニカミノルタ)

KYOCERA(京セラ)

TOSHIBA(東芝)

EPSON(エプソン)

上記の複合機の業者であれば、ネットワーク障害診断やセキュリティ設定を行う有料メニューがあるはずなので聞いてみてください。

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